本物の炎で手軽に癒しを得てもらいたいという思いから
お部屋で使える卓上焚火台 ”燈瓦(とうが)” が完成しました。

愛媛県菊間町は日本有数のいぶし瓦の産地。菊間町で作られるいぶし瓦は「菊間瓦」と呼ばれています。

菊間町で創業して300余年、10代続く老舗瓦屋「菊貞」。長年培った技術を駆使してこれまでにない卓上焚火台を製作しました。

菊間瓦の伝統技術を後世に残すため、今、新たなチャレンジを始めています。是非とも応援していただけますと幸いです。

ひとつひとつ手作り
瓦職人が丹精込めた一品

菊間瓦は多彩な細工が特徴であり、基本的なデザインだけでも50種類あります。多彩な種類と細かな細工を表現するために、手作業でなければできない工程があります。菊貞に継承されてきた300余年の秘技が”燈瓦”に込められています。

本物の炎

シンプルな設計にこだわっており、誰でも手軽に本物の炎を楽しむことができます。
また、本物の炎であるにも関わらず煙・灰は出ません。①アルコールで簡単に始めれる ②煙が出ない ③灰が出ないので後片付け簡単。
お手軽卓上焚き火台です。

手のひらサイズ

手のひらに収まるほど非常にコンパクトな 持ち運びが簡単です。また、瓦の持つ断熱性のおかげで火が灯いてる間も熱くなることはありません。いつでも、どこでも本物の炎が楽しめます。ベランダ、リビング、寝室で。楽しみ方は無限大。今日はどこでリラックスしますか?

鍛え抜かれた金属のように、重厚感と落ち着きがある黒色。いぶし瓦の炭素膜を更に焼成することで生まれた力強い色は、焚火台の炎の美しさをより一層引き立てます。

夕日に照らされた瓦を思わせる明るい赤茶色。瓦土の鉄分を高温で酸化することで作り出された温かみのある色です。どんな部屋にも馴染んで活気を与えます。

海藻のような落ち着いた深い緑色。茶色い瓦土を酸素が少ない環境で焼成することで創り出される独特な色です。穏やかな雰囲気を演出して心を落ち着かせます。

 

日本の原風景を支えてきた「いぶし瓦」の技術を100年先に残したい

このプロジェクトの目的

伝統技術を100年先に残す

一度失われた技術は復旧が非常に困難です。技術は熟練の技や専用の設備が必要であり、一度途絶えてしまうと永久に失われてします。

ブランディングを行う

菊間瓦の歴史的・文化価値の再評価を目指し、新たな用途・市場を発掘します。

新製品開発費の確保

これからも新たなる瓦の姿、 現代との融合に挑みます。 瓦をつかった新たな挑戦のため 資金調達を行います。

これからも続く瓦の挑戦

燈瓦に続くあらたなお部屋時間を楽しむアイテムを開発中!
開発状況はLINEの友だちにいち早く共有します。

ロックバランシングキット

味がまろやかになる
コーヒーカップ

茶香炉

その他、お部屋時間を
特別にするニューアイテム

いぶし銀に宿る菊間瓦750年の歴史

※上の写真は菊間町を代表する鬼師 渡部一馬氏の「笑鬼」

”日本の原風景を支えてきた「いぶし瓦」の技術を100年先に残したい”

小泉製瓦有限会社は創業300余年の愛媛県の特産物である「菊間瓦」の老舗窯元です。屋根瓦だけでなく、いぶし瓦特有の”いぶし銀の風合い”を日用雑貨に活かした工芸瓦作品を製作しています。「21世紀えひめの伝統工芸大賞」を8度受賞するなどいぶし瓦が今後も日本の文化として残り続けるために用途の幅を広げる取り組みをしています。

伊予鉱業所は1976年に愛媛県砥部町で設立された陶磁器と碍子の原料である伊予陶石の採掘業者です。伊予陶石は不純物を含まない白さが大きな特徴です。刃物を研ぐ砥石の原料にもなる全国でも希少な陶石であり、伊予陶石を用いて作られた砥石は伊予砥と呼ばれ、文献に記された日本最古の砥石として知られています。

有限会社西永工業は1979年に設立した機械加工やレーザー加工、溶接などを金属の加工全般を行う鉄工所です。代表の西永専務は趣味が高じた様々なアート作品を制作しています。それらのアート作品をきっかけに有名クリエーターや建築家からオファーをうけて2018年には愛媛県の道後御湯、道後hakuroなどの建築に参画した。

宮岡製箱所は1951年に愛媛県松山市に設立されたオーダーメイドの木箱製造工場です。70余年にわたって培った技術力と最先端のレーザー加工技術で様々な材質の木材を高精度で加工することができます。蓋はきつ過ぎても緩すぎてもダメ、1/10mmの差が大きなズレとなる世界で、職人の手による熟練の技術で確かな商品に仕上げの華を添えることを使命にする会社です。

愛媛が生んだ伝統工芸と文化を100年先まで残すため、現代生活様式に合った新しいプロダクトを提供します。市場調査、基礎研究、商品開発を行い、職人がその優れた技術を発揮して更に進化する機会を創出します。

750年の菊間瓦の歴史を未来へつなぐ

燈瓦を製作する”菊貞”について

創業300年以上
いぶし瓦の産地今治市菊間町にある十代続く老舗の窯元です。
5代目の小泉貞吉の時代から屋号を「菊貞」と名乗っています。

屋根瓦は”小泉製瓦”として、工芸品は屋号である”菊貞”を販売ブランドとしています。
代々続く屋号を使うことにより、原点に立ち返りつつ、新しい作品を創り出します。

小泉製瓦有限会社の代表、小泉です。
私は愛媛県の菊間町で300余年「菊間瓦」を製造してきた老舗窯元です。

私の代から屋根瓦だけでなく、いぶし瓦を使った日用雑貨の開発をしてきました。
今回はいぶし瓦で「お部屋で使う焚火台を作りたい」という、思いもよらなかった提案を受けました。
最初は驚きましたが、これまで培った技術を活かしていぶし瓦の可能性を広げるチャンスになるのではないかと思い興味を持ちました。
燈瓦で特にこだわったところは本体を置く土台の部分です。土台は移動しやすいサイズを確保しつつ、伝統的な麻の葉模様を楽しめる大きさにしました。
また、幅広い世代に楽しんでもらえるように本体は黒(鍛黒色)、赤(陽土色)、緑(海松色)の3色を用意しました。全て同じねんどを使っていますが焼成温度、焼成回数及び雰囲気をコントロールすることでこれらの色を表現します。

是非、炎と一緒に伝統工芸としても楽しんでいただけたらと思います。

余談ですが、本体にピッタリと合う土台というのもポイントです。ねんどは焼成温度によって縮具合が異なるため、いぶし瓦の製法で作る土台といぶし瓦の製法にひと手間加えた本体とでは焼成前後の縮み方が違います。
従って、その縮み方の違いを予想して木型を設計しなければならないのですが、いくら慎重に計算しても本当に土台に本体がぴったりとハマるかは一度焼いてみないと分かりません。
今回は一発でピッタリと合う木型を製作でき、手前みそですが技術力がすごいと思いました(笑)。

燈瓦は愛媛県の伝統工芸である菊間瓦の技術を詰め込んだプロダクトです。
燈瓦を皮切りに、愛媛県のさまざまな職人がお互いの技術を持ち寄って新しい商品を生み出す取り組みが進んでいってほしいと思っています。

有限会社伊予鉱業所の奥元和久です。私は妻と二人三脚で伊予陶石の用途を広げるべく、日々新しいプロジェクトに取り組んでいます。これまでに人造砥石、研磨剤、アロマストーンなどを商品化してきました。そんな私たちにとって、いぶし瓦職人とのコラボの燈瓦はチャレンジ精神をくすぐる非常に魅力的なプロジェクトでした。

私たちの役割は金属カップといぶし瓦の間を埋め、断熱剤として使用する伊予陶石を提供することです。伊予陶石はマグマ由来の岩石です。耐熱性が高いことに加えて、多孔質であるため熱が伝わりにくいという特徴があります。従って、断熱材として燈瓦に使用するには最適な材料です。また、伊予陶石の専門家としてただの断熱材以上の価値を提供したい。そう思い目で見て楽しんでいただけるように白、赤、黒といった様々な色が入った伊予陶石を選定しました。火を灯すと、伊予陶石にしみ込んだアルコールが気化する、「シュワシュワ」という心地よい音がするのが気に入っています。皆様も目と耳とで伊予陶石を楽しんでください。

このプロジェクトをきっかけできた新たな繋がりを活かして伊予陶石の可能性を更に広げていきたいと思っています。

西永工業の代表、西永拓郎です。私は鉄工所としての仕事の傍ら、様々なアート作品の制作を通じて金属加工の技術を磨いてきました。いぶし瓦職人の小泉社長とは長年の友人です。一緒に新しい挑戦ができることがとても楽しみです。
このプロジェクトで私が担当したのは、アルコールを入れる金属カップの製作です。これまでに培った金属加工の知識を活かし、アルコールに対する耐久性が高く、高温にも耐えられる適切な金属の種類と肉厚の選定を行いました。金属カップは切断したパイプに底蓋を溶接するシンプルな構造ですが、炎の形状を決める重要なパーツであるためん、海木社長と一緒に様々な直径や深さの金属カップを試作・実験しました。また、燈瓦を安全に使っていただくために最も重要なパーツであることを意識して設計していおります。外からは見えない部分ではありますが、溶接面は元から一体だったかのように滑らかで美しく仕上げることにもこだわっています。

一生使い続けられるような耐久性と美しさを兼ね備えたパーツにできたと自負しています。このプロジェクトを通じて、私たちの金属加工技術が新しい形で活かされることを大変嬉しく思っています。

宮岡製箱所の宮岡佑太です。私たちは70年以上にわたりオーダーメイドの木箱を製作してきました。変わったものではサンドイッチやウニを直接入れるための木箱など、様々な要望にお応えし、商品の魅力を引き立てる木箱を作り上げてきました。今回、燈瓦では、これまでに無い、いぶし瓦の製品に大きな魅力を感じて協力したいと思いました。
私は木箱の専門家として木材選定から木箱の装飾・形状まで、燈瓦の魅力を最大限に引き出すことを目標に様々な提案しました。燈瓦の木材には桐箱のような明るく白色の木材を使用し、特注の型で焼印を施すことで紙箱では実現できない”高級感”と”趣”ある見た目に仕上げました。また、インロー木箱(本体と蓋の精密なかみ合わせを特徴とした形状)を採用。凹凸のない滑らかな肌触りと共に開閉の時の適度な抵抗感を味わうことができます。

目で見る、触れる、開ける。届いてから燈瓦を目にするまでのワクワクを最大限に演出できる木箱になったと自負しています。このプロジェクトを通じて、私たちの技術が新しい形で活用されることを実感し、大変嬉しく思います。 

愛媛が生み出した伝統工芸と文化を100年先まで残すため、現代生活様式に合った新しい伝統工芸の技術を使ったプロダクトを提供します。「技術があるけどどう売ればいいかわからない」、「どういう商品が求められているのかわからない」という職人のために市場調査、基礎研究、商品開発を行い、職人がその優れた技術を発揮して更に進化する機会を創出します。弊社を軸に複数の職人と協力して新たなプロダクトを作り上げることで、伝統工芸に新たな価値を付与し、現代に新しいトレンドを創りだすことを目指します。

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