NEXT 提灯 ── やさしい光を、次の時代へ
Gallery
Story
価値があるものなのに、行き場を失っている素材たちがいます。広島の平和公園に毎年集まる折り鶴、愛媛のいよかん果汁を搾った後の果皮、備後のデニム工場で生まれる端材。それぞれが担い手の汗と想いを宿しながら、その多くは廃棄されていきます。
素材を紙に漉き込み、伝統工芸の八女提灯職人の手で灯りへと生まれ変わらせることで、それぞれのストーリーが三者三様の光となって暮らしを照らします。祈りがめぐり、つながる。そんな一灯を届けたいと思いました。
Features
いずれも価値があるのに行き場を探していた素材たちです。それらを手漉き紙として再生し、暮らしを灯す提灯として輝かせました。それぞれのストーリーが三者三様の光となって輝きます。
おりづるには平和への祈りが、いよかんには農家への敬意が、デニムには資源への感謝が宿ります。灯りをともすと、素材ならではの表情がじわりと光に滲み出てきます。
手漉き紙を光にかざすと、濃淡や繊維の重なりが浮かび上がり、本当に美しいのです。人の手で漉くからこそ厚みが不均一になり、その「ばらつき」こそが光を通すと豊かな表情を生み出します。
「手漉き紙と光が織りなす美しさ」を日常に届けるために選んだ形が提灯でした。ある展示会で出会った八女のシラキ工芸さんへ手漉き紙での試作を持ちかけると、すぐに快く応じてくれました。
お届けするのは手のひらサイズ(φ11cm)の提灯です。シンプルで愛らしい見た目ですが、この「小ささ」には職人の技術が凝縮されています。サイズが小さくなるほど高度な技術が求められます。
このサイズの提灯に360度どこからも均一にきれいな球体に見えるよう紙を貼ることは、職人の中でもできる人は限られています。継ぎ目を美しく仕上げる技術が凝縮された一灯です。
コードレスで灯りをつけたまま持ち運べます。手のひらサイズなので移動も簡単でどこでもすぐ使えます。下にしっかり重心があり倒れにくい設計なので、不意に倒してしまう心配もありません。
灯りにはLEDを採用しているためほとんど発熱がなく、長時間使用しても発火の心配が少ないです。省エネで長持ちなのも使いやすいポイントです。電源は単四電池2本で約20時間点灯します。
Craftsmen
八女提灯の産地で200年以上の歴史を持つ伝統工芸品を手がける提灯職人。「伝統を正しく受け継ぐこと」と「手仕事を育てること」を大切に、先人の技術を若い職人へとつないでいます。
今回は特別な紙を使った提灯づくりという新しい挑戦。伝統技法を活かしながら手漉き紙を透かした時の柔らかさと、そこに込められた想いを光で表現することに情熱を注いでいます。
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Variants
広島の平和記念公園には「原爆の子の像」があり、世界中から毎年約1,000万羽・約10トンもの折り鶴が届けられます。しかし、すべてを保管し続けることはできず、役目を終えた折り鶴の多くはお焚き上げされ天へと還っていきます。私たちはこの折り鶴を「形を変えて未来へつなぐ」ために手漉き紙として再生しました。灯りをともすと、色とりどりの折り鶴が光の粒となって浮かび上がります。
柑橘王国・愛媛のいよかんは農家さんが丹精込めて育てた果物。おいしいジュースが生まれる一方で、果実重量の約半分もの果皮が残ります。これらも農家さんが育てた大切な「恵み」です。私たちはその果皮を乾燥・粉末にして手漉き紙に漉き込みました。灯りをともすと果皮の粒がじわりと色味を増し、まるで果実そのものが内側から包んでいるような温かさが広がります。
広島県備後地方は日本有数のデニム産地。EDWIN・Levi's・ユニクロなど国内外のブランドへ生地を供給するカイハラ株式会社の工場では、製造過程でどうしても年間50トン余りの端材が生まれます。「資源を大切に」という想いのもと再利用の道を模索し続け、たどり着いたのが手漉き紙でした。デニム繊維が漉き込まれた紙は、点灯すると深みのある藍色の光が落ち着いた大人の空間を演出します。
Spec
| サイズ | φ11cm(直径)/ 高さ140mm(台座含む) |
| 素材(紙) | おりづる・いよかん・インディゴデニムの3種から選択 |
| 電源 | 乾電池式(単四電池×2本 / お試し用付属) |
| 点灯時間 | 約20時間以上(アルカリ電池使用時) |
| 光源 | LED(低発熱・長寿命 約40,000時間) |
| 耐水性 | なし(屋内専用) |
| セット内容 | 火袋・土台・ホルダー・取扱説明書・外箱・お試し用電池 |
| 製造 | 有限会社シラキ工芸(福岡県八女市) |
| 素材供給 | カイハラ株式会社(デニム)/株式会社えひめ飲料(いよかん) |
Message
From ── 株式会社モノツク工業 代表 海木裕之
私たちは、「モノが生まれる瞬間の感動をより多くの人に届けたい」という想いを大切にしています。新しいプロダクトが初めて姿を現す瞬間の、かかわった人だけが味わえる特別なワクワク感を、お客様とともに分かち合いたいと願っています。
今回の提灯は、愛媛のいよかん、広島の折り鶴、デニムを漉き込んだ手漉き紙と、八女提灯のつくり手が力を合わせて実現したプロダクトです。地域の素材を優れた技術によって温かい光を放つ提灯へと生まれ変わらせることができました。
つくり手の想いや文化を伝えるためには、どんな形にしていくのか、その物語ごと伝えることが大切です。地域の素材と伝統の技を丁寧に掘り起こし、価値を正しく伝えることで使う人の暮らしを少しでも豊かにしたいと思っています。
株式会社モノツク工業